長いようで短かったキャンピングカーでの初めての犬旅も最終日。飼い主は、最終日にふさわしいアクティビティを用意したのでした。
犬「おはよう下僕、暑いから車内にいるわ」
飼い主「長かった旅も、とうとう今日で最終日です。最終日にふさわしい、盛大なアクティビティをご用意いたしましたので、存分にお楽しみください。」
犬「ほ〜う・・・」
「摂津峡」
大阪にある有名スポットの一つで、この日も多くの家族連れ、わんこづれが来ていました。岩場が多い川でした。浅瀬あり、深いところありで、いろんな人が楽しめる場所です。生き物もたくさんいるようで、生き物を探して楽しむ子供たちもたくさんいました。
犬「がっかりだよ、お前たちには・・・これまで何度も言ってきてるはずだよな?期待していたから叱っていたんだぞ・・・。何も言われなくなったら終わりだぞ、それでいいのか?
飼い主「たいそう喜んでいらっしゃるようだ。」
犬「こうなりゃ、ヤケクソだ!おりゃああああああああああ。」
飼い主「たいそう喜んでいらっしゃるようだ。」
飼い主「たいそう喜んでいらっしゃるようだ。」
犬「こりゃ、言っても無駄だな。」
飼い主「ずっと泳いでいらっしゃったから、さすがに休憩されたか。」
犬「おい、あそこのリング、私の一番のお気に入りだろうが。なぜあんなところに投げ入れたのだ。」
飼い主「得意の飛び込み見せちゃってください!」
犬「そ〜っと行こう。心臓に悪いから。」
飼い主「なんか今回はそ〜っと行かれたな。なぜだろう?」
旅の最後の宿泊先は「ゴリラフィールドトヨノ」でした。
初めてのキャンピングカーでの犬旅は長期旅行で、とても思い出に残るものでした。
「定年したら、キャンピングカーで各地を巡るとかしてみたいな」という話は、いろんなところで耳にするし、私自身もしていました。でも、「定年後も元気かどうかわからない。」「そもそも元気に定年まで働けるかわからない。」という気持ちも同時に膨らんでいき、「思い切って元気なうちに買って、たくさん思い出作ろう!」という気持ちになり、キャンピングカー購入に至りました。
今は買って間もないから気持ちが高まっているだけかもしれないし、自分自身や身の回りに何かが起きてしまって、思うようにキャンピングカーでの犬旅ができなくなってしまっても、一度は今回のような旅ができたと思える旅でした。
これが始まり。まだまだこれから!もう、働いてる暇がねえな。