犬旅5 本当に何回言わせるつもりだよの巻


福岡を出発して、いよいよ目的地の「おっちゃんの家」を目指します。しかし、ビルにとってはまたも過酷な1日になろうとは・・・

おっちゃんの家に着く前にお昼の時間となったので、またもラーメンを食べました。親戚の誰かに紹介してもらった「熊本ラーメン」です。豚骨スープがとても美味しかったです。この旅はラーメン率が高い・・・。ご当地グルメではあるはず・・・。

犬「おい、これはどういうことだ・・・。川にしか見えんぞ・・・。」

飼い主「はい。名前もわからない川です。」

おっちゃんの家ではバーベキューをしてもらうことになっていましたが、それまで特にやることがないので、黙って川に連れて来ました。ボーダーコリーは水遊びが好きなはずなので。

犬「おい、本当に何回言ったら分かるんだよ、ボーダーコリーはみんながみんな水大好きじゃないんだよ、 ボケ。この必死さが見てわからんのか。」

飼い主「上手に泳げてますよ〜〜!!すごい!!」

地元小学生とコラボしました。迷惑をかけないようになるべく離れていようと思っていましたが、犬好き&おとな好きな子供たちで、寄って来てくれました。ビルも楽しそうです。

犬「お前らと楽しむ余裕などない。近づくな。」

おっちゃんの家のそばを散歩しました。ボーダーコリーの天敵である自動車やバイクがほとんど通らない田圃道なので、安心して散歩できました。

犬「ようやく陸地に戻ってきた。本当に何回言ったら分かるんだこの人間という生き物は。脳みそ犬以下じゃないのか?犬でも分かるぞ。」

おっちゃんの家には「さくら」という番犬がいます。推定13歳の歴戦の猛者です。ビルは普段は他の犬にあんまり反応しませんが、さくらとは相性最悪で、出会った瞬間○し合いが始まる勢いでした。バーベキューの時は、家の裏側で待っていてもらうことにしました。お互いに、「絶対に負けられん」という気迫のこもった○し合いが始まりそうでビビりました。

親戚たちが一堂に介して大人数でのバーベキューとなりました。そして、九州の人々は、やはり飲む・・・。

犬「これ一体いつまで続くんだよ・・・。この俺様の存在を忘れるとは、こいつらなかなかやるな・・・zzz・・・。」