ドッグラン


義父の実家が空き家になってしまい、「好きにしていよ」と言ってもらえたので、ビル専用のドッグランにしてやろうと企んだのは良かったんですが・・・

空き家になってから数年経ってしまっていたので、庭に生えていた雑草は背丈以上のものも多くあり、「こりゃ、なかなかだな・・・」とかなりビビりましたが、近所に住む親戚の皆さんも、久しぶりにこの地区に新しい人が来てくれたと、大喜びしてくれたり、いろんな差し入れくれたりで、一気にやる気が出ました。が、思っていたよりもこの戦いは辛く厳しいものでした・・・。

草を刈るだけで数日間はかかりました。週末しか作業できないこともあり、とりあえずの草刈りだけで週を跨ぐことになりました。この「週末だけの作業」というので、どうしたって時間がかかってしまいましたが、それ以上に、ここから「根っことの戦い」が長期戦になりました。

写真には残っていなくて残念ですが、土の中にある根っこがしぶとく、次の土日にはそこそこ復活している、という状況で、なかなかの戦いでした。

根っことの戦いに苦戦していたところ、近所の農家さんに「トラクターで耕して根っこを断ち切る」という荒技をしていただきました。感謝。

周囲をぐるっとラティスフェンスで囲むことにしましたが、30m程度はあったので、材料はトラックを借りて搬入しました。生まれて初めて2tトラックを運転しました。

この作業がとてつもなく大変でした。柱を立てるためのブロックは縦40cmあるんですが、この竪穴を、全部で幾つ掘ったのだろうか・・・

一つの穴を掘るのに、30分くらいはかかってしまい。めっちゃ時間かかりました。

さらに、ブロックをまっすぐ並べる、一つ一つを水平にする、など、めちゃくちゃ大変でした。このあたりで、お金払って業者に頼めば良かったかな・・・と脳裏をよぎることもありました。

初めてこの家に立ち入ったのが2023年の6月で、基礎ブロックの設置が終わったのは、9月ごろだったと思います。週末だけの作業だったので。

ここからは早く作業が進むかと思いきや、ここからもまあ時間がかかりました。柱の数はこの写真の3倍以上はありましたので、金具をつけるだけでもかなり時間がかかりました。

写真でもわかりますが、まっすぐにならないんだなこれが。まあ、でも、素人の趣味の作業だから気にしません。フェンスが固定できればokということで、ひたすら立てます。

柱が立ったらどんどんフェンスを取り付けていきます。急にそれっぽくなっていき、感慨深くなります。でも、下の方のビスドメは、地面に這いつくばってやることになり、その作業を何十回としなければならず、泥だらけの作業でした。

ついに完成です。6月から作業を始めて、完成したのは11月末。真夏の作業は熱中症で死にそうなくらい大変な時もありましたが、作業最終日には雪がちらりと降り、「季節が変わるほどの長い戦いだったのか」とそういう意味でも感慨深くなりました。

草を刈った後には「ダイカンドラ」を植えました。グランドカバーとしては、生命力が強く、メンテナンスフリーということで、大変おすすめです。

先日久しぶりに草刈りをしてきました。この夏は長期の旅行に出掛けていたので1ヶ月以上ぶりの草刈りでしたが、「ダイカンドラ」のおかげで、そこまでひどい状態ではありませんでした。

が、フェンスにはつる性の雑草がこれでもかというくらい生えまくっていましたが。フェンスがしっかりガードしてくれていました。

完成までに半年以上かかったし、作業自体も大変だったので、月一程度で、ここでキャンプをしています。近くには綺麗な川も流れており、川遊びもしています。大変だったけど、やって良かった。

長文を最後までお読みいただきありがとうございます。