実は・・・というほどでは全くありませんが、ドッグアジリティを習っています。ボーダーコリーを迎えた理由の一つに、「ドッグアジリティをやってみたい!」というものがあったので、とりあえず教室に行ってみるぞ!と始めたものの・・・
教室に通い始めて、先生やメンバーの皆さん教えてもらって初めて知ったのですが、ボーダーコリーには「ワーキングタイプ」と「ショータイプ」という種類があるらしく、ドッグスポーツ界で活躍しまくっているボーダーコリーの多くは「ワーキングタイプ」で、しかも専門的なブリーダーさんから迎えることが多いと知りました。
私も含めた多くの人が想像する、あのドッグスポーツで活躍しまくっているかっこいいボーダーコリーはいわゆる「ワーキングタイプ」らしく、ビルのようなショータイプでしかもペットショップ出身の子で業界で活躍している子はすごく少ないということを、初日に知り、複雑な気分になりました。
とはいえ、私たちの犬との生活のモットーは「とにかくいろんなことをやって楽しく生きる!」であり、そもそもアジリティの世界で結果を出してやる!という感じではなかったので、「ヘ〜、そうなんだ〜」ぐらいにしか思いませんでした。
とはいえ、練習を積んでいくと、やっぱり他のボーダーさんとは違って、とってもゆっくりだし、気分が乗らなきゃやらないしなので、今は教室の癒やし&面白担当として頑張っています。(勝手に思っている)
きっととても珍しい、のんびりボーダーのアジリティをご覧ください。
この動画は、かなりいい方です。ひどい時は、自分探しの旅に出発してなかなか戻ってきません。動画ではカットが入っていますが、ゆっくりながら、ゴールまで辿り着いています。
このモフりがショータイプの象徴です。毛深すぎてスピードが遅いのでは?
時にはAフレームの頂上で立ち止まり、風景を楽しみます。
スピーディなボーダーだと、トンネル内部を壁走りのようになりますが、ビルは安全運転なので、完全に地面と垂直です。
シーソーは「ガチャン!!」となるので「そ〜〜〜っと」進みます。牛歩戦術くらいゆっくり行きます。
スラロームは、ゆっくり丁寧にやった結果、大体「一つ飛ばし」です。競技会では全く通用しない、オリジナルの技です。
ドッグウォークは「石橋を叩いて渡るとはまさにこのこと」という感じで進みます。
私以外のメンバーは皆さん競技会にチャレンジされていて、めちゃくちゃ頑張っているので、他の教室だったら、場違いな感じで肩身がすごく狭く感じたり、辞めてしまったりするかもしれません。でも、私が通っている教室は、先生にも他のメンバーの皆さんにもとても恵まれ、ほのぼのとした楽しい感じでできています。感謝しています。
私たちにとってのアジリティは、「いろんなことをやって犬との生活を豊かなものにする、という方針の一つ」という感じです。こんなアジリティがあってもいいんじゃないかなと思いながら、楽しくやっております。